
「やっと見つけた高級品種のソムオー」
前号に引き続きタイの果物編です。
前回はバナナでしたが、今回は「ソム・オー」といって、ミカン科の果物です。
タイ全土で栽培されていて、日本では「ブンタン」や「ザボン」と呼ばれている大型のミカンですね。味はグレープフルーツに似ていますが、それもそのはずザボンの突然変異で生まれたのがグレープフルーツとのこと、知りませんでした。
グレープフルーツも果肉の色が黄色とピンクがあるように、ソムオーも同じで色々な種類があるようです。ポピュラーなのが「トンリー」、種なしで黄色い「カーオ・ヤーイ」、果肉がピンク色なのが「パン」と呼ばれています。
私は少し割高ですが、甘くて瑞々しいピンク色が好きですね。
大きさは柑橘類の中では最大で、ハンドボールぐらいの大きさがあります。
皮が分厚く、剥いていくと「ちっちゃー!」と叫ぶほど、見た目ほど中身がないので、買う時はできるだけ重い物を選んだ方が良いです。
さて、このソムオー、実は特別な高級品があるのです。
果肉が真っ赤で非常に甘く、産地も限られていて希少価値だと聞いていました。
産地はタイ南部(マレーシアに近い)のナコンシータマラート。
遠く離れたシーラチャーでは今まで見かけたことがありませんでした。
ところが、この前たまたま見つけたのです。
屋台で剥いた果肉をパックにして売っていたのですが、黄色の中に一房真っ赤のものが入っています。「これはもしかして・・・」と思い、店のおばちゃんに聞いてみると、その特別品種だと言う。
品種名は「ソムオー・タップティム・サイアム」。タップティムはザクロのことなので、ザクロのような赤色をしていることからその名が付いたようです。
特別品だから、値段も特別です。小さめのものが1個-200バーツ(約680円弱)ですから、普通品種の約4倍です。
会社のタイ人スタッフは高すぎて今まで食べたことが無いと言う。
せっかくなので、買って帰って食べてみましたが、確かに真っ赤で異常に甘い。
また、皮が薄いのも特徴で、水分も多いです。
ただ、個人的には甘すぎて、多少酸味がある方が好きですね。
タイ人スタッフに食べさせたら、私と同意見でした。
味というより、「その値段は有り得んやろ!」というのが本音でしょうか。
まあ、何事も経験です。
2019年2月4日(火) 長井