
「ゴルフ場のチェンマイソーセージ、実は別物」
またまた、タイ料理の話題で恐縮です。
最近、日本でもタイ料理が人気らしいので、ご容赦下さい。
12月に入り、タイはゴルフのベストシーズンに入りました。
週末どころか平日でも、寒い冬が到来した日本や韓国からのツアー客が殺到します。
タイ在住日本人にとっても、この涼しい時期はベストシーズンですが、予約が取りずらくて困る時期でもあります。
ゴルフの後はゴルフ場のレストランで昼食を取ることも多いですが、お決まりのメニューのひとつに「チェンマイソーセージ」があります。
本当のところは、「ネーム」と呼ぶのが正しく、いわゆる「チェンマイソーセージ」とは別物です。
本来のチェンマイソーセージは「サイウア」と呼び、たっぷりのハーブとミンチ肉を豚腸に詰め込んで、炭火でじっくり時間をかけて焼き上げたものです。
(とぐろを巻いていて、見ようによっては○○○のような・・・)
さて、なぜゴルフ場でそう呼ばれるようになったのかは定かではありませんが、日本人にとってチェンマイは有名なので、タイ北部名産のソーセージということで、そうなったのではないかと勝手に思っています。
「チェンマイソーセージ」とオーダーすると、ウェイトレスも別物とはわかっていながら、「ネーム」が出てきます。「これって、ネームだよね?」と言うと「そうです」と答えますから、面白いですね。
さて、その「ネーム」ですが、簡単に言うと豚肉を発酵させた生ソーセージです。
豚肉、豚の皮、青唐辛子、ニンニク、タイ米、塩で加工されています。
スライスした上に、ピーナッツ、マナオ(酢橘)、生姜、赤唐辛子をのっける食べ方が定番ですが、これがまた、ビールによく合うんです。
ネームはスーパーやコンビニでも買うことができますので、部屋の冷蔵庫にはいつも入っています。面倒くさい時は、これにマヨネーズを付けて食べることもあります。
(いわゆる魚肉ソーセージの食べ方)
ただ、青唐辛子はかなり辛いので、出来れば取り除いて食べた方が良いですね。
口に入った瞬間、舌がしびれますから。
お気を付け下さい。
2017年12月11日(月) 長井