先日お客様から「刻印」でご相談がありました。

トレーサビリティーのため、ロットNo.等を製品に刻印をしていますが、その刻印は日本から輸入しているとのこと。

刻印は消耗品で、すり減って使えなくなれば新品に交換しなければなりません。

ご相談は納期短縮とコストを抑えるため、タイで現調したいとのことでした。

「さて、困った、どこにお願いすればいいのだろう？」

取り敢えず現品と図面をいただき、加工先を探すことになりました。

一般標準品（カタログ品）は存在するものの、刻印機に合わせた形状（特注品）なので、極小かつ精密な加工ができなければなりません。

プレスメーカーさんに相談したところ、「出来る会社を知っている」とのこと。

ご紹介を受け、早速訪問してきました。

そこは超精密金属加工メーカーで、金型部品以外に刻印の実績もありましたので、スムーズに話が進みました。

サンプルも見せていただきましたが、拡大鏡を使わないと文字が見えないほど微細です。

刻印は放電加工の場合が多いですが、機械加工の方が精度が出るし、耐久性も2～3倍良いとのことです。特に球面やR面の刻印は機械加工がベスト。

お客様とロット条件や寸法公差、文字の大きさ等、詳細を打合せした上で、具体的に進めようと思います。

今回時間がなかったので、会社取材はできませんでしたが、次の機会にあらためて紹介させていただこうと思います。

乞うご期待。

※刻印にご興味のある方は、RYOKO TRADINGの長井までご連絡をお願いいたします。

    きっとお役に立てるはずです。

長井タイ携帯：089-929-4348  *日本からは+66-89-929-4348

E-Mail：hideo-nagai@ryokotrading.co.th

HP アドレス：http://www.ryokotrading.co.th/

以上

（2020年11月17日：長井）